メガじいは電脳医療の研究中、電脳コイル現象とそれがもたらす新たな可能性を発見したのではないだろうか。
それは、電脳体のみを専用の電脳空間に持ってゆき、そこで永遠の時を生きる可能性である。
電脳空間がもたらす可能性
電脳コイル現象により、意識を持った電脳体が肉体から離れる事ができるとすると、電脳空間には全く新たな可能性が出てくる。
それは電脳体のみが生活する電脳空間である。
メガじいは電脳医療を通じ、この可能性に気がついたのではないだろうか?
「肉体と分離した状態であるが、肉体から離れられるからこそ永遠の生を生きる事ができる」この誘惑には抗い難い魅力がある。
Cドメインはこの可能性を試す実験空間の可能性も出てきた。メガじいは一足先に自らをCドメインの中に移したのではないだろうか。
しかし、肉体を捨てなければ、つまり現世との関わりを捨てなければならないとするとその生活は寂しいものとなるに違いない。
メガじいはなんとか現実の世界とつながりを保つために、コイルスノードのデンスケを孫のヤサコに託したのではないだろうか。







