猫目が通路を開く目的は、ミチコさんが住む向こうの世界が存在するという事を実証するためであった。しかし、実証する事だけが目的ではないだろう。
おそらく、向こうの世界の存在を公式に認めさせ、通路を常時開いたままとするのが本当の狙いではないだろうか?そこにはメガマス社の思惑も関係しているかもしれない。
猫目とメガマス社の思惑
猫目はイサコにミチコさんと契約をしたと言っている。
その契約とは、イサコには「イサコと兄を再会させる事(イサコの要求でミチコさんが提供できるもの)と、向こうの世界の存在を実証する事(猫目の要求)」と言ったが、これではミチコさんの側からの要求が出でこない。
本当は「向こうの世界を存続させる事(ミチコさんの要求)と、向こうの世界の存在を実証する事(猫目の要求)」ではなかろうか。猫目はその手段として通路を開くためにイマーゴ能力があるイサコを利用したとも考えられる。
そしてこの契約の先にあるものは何であろうか。
猫目にとってこの契約が成立した後に得る事のできるもの(地位?)は、メガマス社との間で、コイルス社が作り上げたミチコさんが住む向こうの世界との仲介役ではないだろうか?
「願いを叶えてくれるミチコさんが住む向こうの世界」は、メガマス社にとっては利用価値のある新しい電脳空間と見えるかもしれない。







