通常の暗号は電脳チョークで書き表したり、電脳オフダに組み込む事により使う事ができるが、イマーゴと連携すると、思考から直接暗号を作り出す事ができるようになり、暗号を連続的に使えるようになる。
この能力を実現するためには、自身の電脳体に電脳メガネのイマーゴ機能をつなげる暗号炉暗号路という構造体が必要となる。この暗号炉暗号路を組み込んだ電脳体を持っている者はごく一部しかいない。
暗号路をもつイサコとヤサコ
この暗号炉暗号路は、コイルス社が電脳メガネの開発中に作ったと思われるが、現在のメガマス社にはその技術は引き継がれていないようである。
このため、今では暗号を自在に操れる者はごく一部しかいない。
イサコは猫目宗助の助けを借りて暗号炉暗号路を自らの電脳体に組み込んだと思われるが、ヤサコは本人の意識しないうちに組み込まれたようである。
大胆な想像であるが、おそらくはメガじいが、ヤサコが電脳メガネを装着したときに自動で電脳体に組み込まれるように仕組んでいたと思われる。
メガじいは電脳医療の初期から関わっているが、その過程で電脳空間の重大な反社会的秘密を知ったに違いない。その秘密を追求するのには自らに残された時間は少ないと自覚し、ヤサコにその思いを託す事にしたのであろう。暗号路はヤサコをメガマス社から守るための手段として組み込んだと思われる。
しかし、すべてを託すにはヤサコはあまりにも幼すぎたため、デンスケという電脳ペットをカモフラージュにしてに重要な情報を預けたと思われる。









