大黒市立第一小学校がある周辺地域は、小此木優子らが通う第三小学校周辺と比べ再開発が進んでいないためか古い空間が未だに多数確認されている。
現在のメジャー空間バージョンは6である。
古い空間が壊れて発生する電脳霧はバージョン5.2以上とされているが、第三小学校近辺ではこれより古い空間が未だに残されており、サッチーにより大規模なフォーマットが開始されようとしている。
危険な古い空間
バージョンが5.2より古い空間は、小学生の間に広まっている都市伝説ではかなり危険な場所とされている。
このバージョンの空間は相当古くから存在しており、かなり初期に発生したと思われるイリーガルが存在している。
この時代は初期のバージョンの電脳メガネが発売された頃で、当時の電脳メガネの機能にあわせて作られいる。
当時の電脳メガネは現在のバージョンと異なり、実験的な機能が盛り込まれており、中には危険なため現在のバージョンには搭載されていないものもある。
その中の一つが、装着者の想像したものを電脳物質化する機能で、この古い空間にはその機能により作られた電脳物質が存在していると考えられている。
この想像により生み出された電脳物質であるが、中には自己の欲求を満たすために作り出された危険な物もあり、空間のバージョンの更新時に作り出した人間と離ればなれになり、迷い込んだ人間に危害を加える危険なイリーガルとなってしまった電脳物質もあるようである。
また、このバージョンの空間では電脳メガネを通じて電脳の体と、生身の体との同期をとる仕組みが弱く、元の空間に戻る前に電脳メガネを外すと、電脳の体が遊離してしまい、意識不明に陥る場合があるとされており、中には電脳の体と意識が古い空間に取り残され、肉体だけがもとの空間に戻り、植物人間となってしまうと噂されている。









