イサコはイリーガルが持っているキラバグを何らかの目的で吸収しているようであるが、イリーガルによってはキラバグを持っていないタイプが存在するようである。
ダイチが古い空間から釣り上げた魚型イリーガルは内部にキラバグを持っていなかったのである。
イリーガルの種類によりキラバグの有無がある?
イリーガルは一般的に電脳ペットなどの電脳体がウィルスに犯されて変質したものと考えられているが、イリーガルに変質する前の電脳体により、内部にキラバグを持つものと持たないものが存在するようである。
イサコが探しているイリーガルは、元は電脳ペットなどの比較的高機能な電脳体であるが、ダイチが釣り上げたイリーガルはその形態から、元は金魚または鯉のような比較的低機能な電脳体であった。
金魚型イリーガルは電脳物質のテクスチャーを食料とし成長したため、内部にキラバグを持ってはいなかった。
内部にキラバグを持つイリーガルは食料としてメタバグを必要とするが、このタイプはより高機能な電脳体を元にしたイリーガルに限られているようである。イサコが探し求めているミチコと呼ぶようなキラバグを持っているイリーガルは数が相当に限られていると思われる。
なお、ダイチが釣り上げた金魚型イリーガルもそれなりに好き嫌いがあるらしく、赤いテクスチャーをよく好み、黒いテクスチャーは臭がっていた。そのために、サッチーに対しては盛んに食欲を示したが、原川玉子の黒いレーシングスーツには見向きもしなかった。興味深い事実である。









