暗号の主な働きは、電脳空間に意図的に管理外ドメインを出現させて一時的避難場所を確保したり、電脳物質を閉じ込めるための結界を作ったりする事である。
これらは、電脳チョークで暗号を電脳物質に書き込む事で機能を発生させる。
また、何らかの方法で暗号を電脳物質にぶつける事により、一時的に機能障害を発生させる事もできる。
主な使い方
暗号がどのような経緯をもって発生したかは未だに不明であるので、その目的も想像の範囲を出ないが、主にイリーガルを捕獲するために使用する事が多いようである。
イリーガルは通常空間では生存できないが、電脳ペットに入り込む事により通常空間でも生存できる。このため、電脳ペットを結界に閉じ込め、おびき寄せることで捕獲できる場合がある。
当然イリーガルが入り込んだ電脳ペットはサッチー等の違法電脳体駆除ソフトの攻撃対象となるため、これらとの遭遇は避け得ない。その際の身を守る手段にも使われる。
また、その働きはメタタグと同様のため、電脳戦では防御・攻撃の武器となる。
機能が具現化したメタタグと異なり、圧縮や分割もできるため、電脳戦では秘匿性の高い武器として使用する事ができる。